トップページ > 神戸発祥
ご存知のない、意外なものが実は神戸にその発端があったりします。
そんな神戸発祥の品々をお伝えします。
元町の西の関門のそば、その名も関門月下亭が神戸名物・神戸牛の牛鍋をはじめました。
それまで日本では、牛肉を食べる習慣は一般的ではなかったのですが、開港後の神戸ではただ別の地に運ばれる牛の肉を放ってはおかなかったのです。
さらに明治6年にすき焼きが店頭で農機具であるところの「鋤」を使った肉料理として売り出され、日本全国に広まっていきました。
明治3年になると居留地に住んでいたイギリス出身の薬剤師、アレキサンダー・キャメロン・シムの提唱により神戸レガッタ・アンド・アスレチック・クラブ(KR&AC)が発足され、いまも日本における近代スポーツの発端とされる。
東遊園地ではKR&ACと同志社大学との対戦が行われ、民間での交流が育まれました。
明治4年創業、湊川神社にほど近い中央区元町通7丁目にて大井肉店は今も営業を続けておられます。
いまは珍しくない牛肉の佃煮や味噌漬けを開発し、はじめて販売したことでもその名を知られています。
慶応3年にその前身となる輸出商館を開き、今なお神戸元町で営業を続ける放香堂は、元は質の高い宇治のお茶を扱うお店でありながらコーヒー豆の輸入をはじめ、「焦製飲料コフィー」と銘打ちコフィー飲料とコフィー粉末の販売を開始しました。